ハードな業務スケジュール

ハードだと言われる看護師ですが、実際の日常はどのようなものなのでしょうか。もちろん、夜勤などを含めてしまうとハードだと考えられても仕方ないところがあるかもしれません。実際、業界はかなりの人手不足に陥っており、都市部においても地方においてもそうした傾向は顕著です。一人のスタッフにかかる負担は大きいものがあり、本来であれば3,4人のチームでやるべき仕事も一人でこなしていかなければいけないこともあります。

一般的な大規模病院で働いている看護師の日常を見てみましょう。まず、日勤であれば朝出勤して最初にやることは夜勤スタッフからの仕事の引継ぎです。夜勤スタッフから情報を聞き取り、同時に業務を引き継ぐことになります。ただ、夜勤スタッフも人手が足りていない状況を受けて、お昼近くまで勤務していることもあります。夜勤スタッフと情報の交換が済むと、それから入院患者のお世話が始まります。入院患者のお世話は一筋縄ではいかず、多岐にわたる業務をこなしていかなければなりません。食事の介助をしたリ、バイタルサインの確認、はたまたベッドメイキングなどといった雑務まで看護師の仕事です。入院患者を看ながらも、外来や手術の準備などをしていく仕事も残っています。ナースコールがあればそれにも対応していきます。

こうした日常を見ていくと、かなりハードだと見えるかもしれません。ただ、ハードであるからこそ、患者一人一人と関わっていくことができ、また命を守る仕事としてのやりがいを感じることができるのかもしれません。現役看護師が書いているこちらのサイトでも、看護師の仕事や日常を知ることが出来ますから良かったら読んでみて下さい。